専門的で、じっくりと、細やかに。奥深い世界をお届けいたします。
旅館の女将さんや、日本舞踊のお師匠さん、お茶の先生などのお着物をメインに長年お任せいただいてきました。
当店は、数十年の長きにわたり、「お手入れ」と「お誂え・もノづくり」の2分野にとても力を入れてきました。
数十年前の着物が売れた時代に、この2分野に力を入れる呉服屋さんは少なかったと思いますが、お客様が困っていたり、相談されると、何とかしたいと思うその連続でした。振り返れば、この2分野は、とても密接に繋がっていました。目につくところ、表面だけでなく、その奥を見ようとする「眼」「知識」。品物を見る眼、品物の状態、仕立ての色々、再生する方法、技術、レベルなど、など。
商売人というよりも、「職人気質」の店主のお店です。メーカーの方からも、「小売り店というよりも、「作りてサイド」」の人間と言われるほど。。
「最初からこちらのお店に来ていれば・・・」と度々お声をいただきますが、佐々木呉服店は、専門的でじっくりと、きちんと、着物と向き合いたい、知りたい、という方にぴったりのお店かと思います。ゆったりと、時間を重ねながら、信頼関係を育んでいけますように。「深くて、心軽やかな」着物LIFEになりますように。
静かな想いが伝わる。
そんな深みのある「着物」でありますように。
心に寄り添う。
「気張りすぎず」「無難」でもない。
正統派に、少しのひねりと「深み」のある着物を
お届けいたします。
new!1月21日 手織り牛首紬 無地のお誂えします。
new!1月12日 既製品じゃないお宮参りの着物。どこが違う?
レンタルやインクジェット、カタログの着物を扱わない「専門店」ならではの
「振袖」の「お仕度」は、すべてが、きっと 全く違います。

おすすめの商品やサービス
\文化・着物の専門的な視点で着物ライフを丸ごとお手伝いいたします/
責任をもって
誠実に
お答えいたします!
ご来店予約
℡ 0776-22₋4124
当店は、小さなお店です。
お客様宅にお伺いしたり、和裁士さんのところへ。お店が不在になることもあります。来て下さったのに、お店が閉まってる・・そんなことが生じるたび、大変申し訳なく思っています。
「何時ころ。」と一度ご連絡を頂けたらと存じます。
七五三の意味を感じながら、誠実で、丁寧なお仕度が好みでしたら。
一つ一つ、専門的に、時間を重ねながらのお仕度は、佐々木ならではです。

\文化・着物の専門的な視点で着物ライフを丸ごとお手伝いいたします/
売るための展示会やイベントを
しないからこそ出来ることがあります。
当店は、売るためのイベントに力を入れるのではなく、着物で奮闘されておられる方の着物、一つ一つと向き合い、細やかで専門的に対処することに全力を注いでいます。
お手入れも、業者に丸投げしないのは、専門性があるからできること。これまでのたくさんの経験から、色々な方法でコスト面を考慮しながら細やかに対処しています。
こまごまとしたお手入れから、お誂え、コーディネートまで、ワンストップで専門的にお聞きいたします。お客様がますますご活躍されますように。
県外の女将さんのところにも通っております。県外の方もお気軽にお問い合わせくださいませ。
職人のような「専門性」で。
「黒子」のように細やかに。
着物を着て、お客様をお迎えするというのは、特別です。
お仕事であれ、和のお稽古時であれ。
それが、深みのある着物姿ならなおさらです。
お客様を大切にお迎えしようとする思いや、
日々の文化への嗜み、四季の移ろいを感じる繊細さ、
モノを大切に扱う姿勢など、
語らずとも、着物姿から静かに伝わります。
壱. 慎ましく

初めての方には、もしかしたら、ちょっと、ハードルが高いかもしれません。
特にきものは、お値段もするため、
自分の眼を鍛えることも大切になってきて、難しく感じられるかもしれません。
でも、だから、着物姿は特別なのでしょう。いきなり、遠くを目指さず、少しずつ、一歩ずつはじめませんか。
二、「量より質」
私たちが、おすすめする着物ライフは、
コピー品を次から次へと買うのではなく、質の良いものを、お客様の好み、立場、着る場所などを含め、お見立てさせて頂き、
お求めいただいたあとは、メンテナンスに工夫をして、着尽くすまで、着尽くすことです。
きものは長い眼で見れば、量より質が断然お得なのです。
着物は、価値が分からないから怖い。
そんな話を時折耳にします。声を大きくしてお伝えしたいのは、
「着物には、適正な価格があります!」
専門店であるというのは、着物を見れば、適正な値段がわかるお店のことであると考えます。
仕入れの時に、高い値段がついていないか。
染めや、織り、加工、工程について、知らなければ、適正かどうかは分からないものです。
私たちが専門店として大事にしていることは、この「眼」を持つことです。
そして、お客様に、お値段について、きちっと説明できること。
どうして、このお値段なのか。
そうすることで、安心してお求めいただけるのではないでしょうか。そして、願わくば、最終的には、お客様が、その眼をもっていただけますように。
望まれるお客様には、そんな眼をもっていただけるよう、惜しみなくお話をさせて頂いています(笑)。
どしどし、お聞きくださいませ。
参. 着物って値段があって無いようなもの?
専門店としての役割
四. そして、最もお伝えしたいこと。
「良いもの≠有名・高い」「有名・高い≠良いもの」ということ。
私たちが考える質の良いものとは。
丁寧に、誠実に作られており、素材感や味わいに、
「物語」や「力」を感じるものです。
雑誌などの書籍では知られていなくても、
人間国宝でなくても、
実に、情緒あふれる味わいのあるものを作る方がいます。
もちろん、
良いものが高いことはありますが、
高いもの、有名なものが、
良いものとは、一概に言えないのです。
そして、特段高くなくても、良いものもあるのです。

当店では、有名な方のものも扱っておりますが、
その方の名前を前面に出さないのには、理由があります。
有名だから、仕入れるのではないからです。
有名な作家の方の名前を前面に出しだほうが、売りやすいというのは、十分承知しておりますが、そこに違和感を覚えるのです。もちろん、ご興味を持って下さった方には、自然な流れでお話させていただきますが、
この違いが分かって下さる方は少ないかもしれません。
日々、たくさん着こなしていくのであれば、なおさら。
「高い・有名」=「いいもの」の物差し以外の
素材のしっかりとした、丈夫で、
情緒あふれるものに目を向けていくことが大切だと思っています。