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  • 執筆者の写真佐々木呉服

それでもやっぱり、襦袢は絹が良いワケ。

最近、下の子供からも少し解放されるようになり、

ちょくちょく着物を着るようになって、


一番思うのは、


着物は着ていると本当に気持ちが良い。ということ。です。



 

五感すべて、気持ちが良い。

 

眼からは、色彩、自分の好きな文様が、

嗅覚からは、着物独特の香り、紬の香りもあります。染料など着物独特の香り、不思議なのは、織屋さんの香りが抜けない帯も(笑)


聴覚からは、歩くたびに聞こえる衣擦れの音、草履の音。


一番は、なんといってもこれです。肌触りと、心地よく締められることの包容力。


肌にあたる絹の何とも言えない柔らかさ、

帯で柔らかく締められる安定感

着物で体をきゅっと包み込まれる安心感。






 

だから、化繊の長襦袢では、意味がないと思うのです。


時折、肌着に化繊のものを使ったりすると、

足にまとわりつく何とも嫌な感じ。


また、絹の長襦袢を樹脂加工することで、洗えるようにしたという長襦袢も、結構あるようですが、それでは、あまり絹の意味がないと思うのです・・・。


樹脂でコーティングしてしまうので、せっかくの絹の吸水性、速乾性、そして、何より、絹の構造を塗りつぶすようなものでしょうか・・。




 

お家の洗濯機で洗える「絹」の長襦袢ー樹脂加工じゃないですよ

だから、絹の長襦袢が洗えれば一番良いと思っていました。

でも、絹は水に弱いんですよね・・・。


化繊の長襦袢を毎日のように着物の下に着ていらっしゃるお客様がいるのですが、

化繊でも、縮むのですから。



化学が進歩し、化繊も、だいぶ、絹の構造に近づいてきたそうですが、

どんなに研究しても、同じ構造は作れないそうです。


有機物である絹は、人の肌と同じ構造をしていて、だから、

なじみがすごく良いそうです。


綿も麻も、有機物ではありません。


同じ生き物からできているのは絹の糸だけだから、

やっぱり、その感触は、何物にもかなわないのですね。


洗える絹の襦袢。無地の場合(文様入りもございます。そちらの紹介はまたいつか)

 

①生地の風合いや地紋を選んで頂きます。

②お好きな色を選んで頂きます。

 

☝のお写真は、

お客様が、既にお持ちじゃない色で染めた絹の長襦袢です。

もちろん、防縮加工を施しました。


毎日のように着物を着られる方なので、

お家の洗濯機で洗うことはありませんが、


それでも、長年のお手入れにより生じてくる縮みを大幅に減少します。

ツルツルした生地は苦手だということで、

少しざらっとした雰囲気のあるものを選びました。



こんな風に、お好みをおしゃっていただきながら、

生地質や、色を、ご自分好みに選んで作ることができます!

 

詳しくはこちらに。

〇ツルツル生地の長襦袢 絹でも洗えます


〇少しざらっとした生地質の長襦袢 絹でも洗えます。

 お好きなお色に染めることもできますよ。


お値段はお問合せ下さいませ。反物により、異なります。


お問合せ

日々着物専門店 呉服の佐々木

℡0776-22-4124

メール sasaki@hibikimono-sasaki.com 




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