• 佐々木呉服

専門店で振袖の「お仕度」をするということー

第1章 専門店でのお仕度はちょっと違います。

第2章 眼と感性を次世代につなぎ育む時間


第3章 専門店だから出きる細やかな事

・でも高いんじゃない?

・お得に「お誂え」も一つの選択肢

・お母さんの振袖をお召しになるとき


第4章 専門店が安心でお得な理由


最終章 まずは大体のご予算と思いをお聞かせ下さい


序章 お嬢様の振袖にどんな思いを重ねていますか?

家族にとって、お嬢様の成人式は、大切な区切りを迎えますが、どんな時間を積み重ねて迎えたいでしょう。


愛らしかった赤ちゃん。それから20年。

色々な思いがよぎります。それが、大人の階段上る~のですから。(笑)


振り袖とは、古来、巫女が袖を振り「降り舞い」を舞って神を呼んだとか。そんな由来を知らなくてもどこか厳かな風情を感じるものです。

お洋服とを選ぶときとは違う時間

振り袖は、お洋服とはちがい、お嬢様が、ご自身の思いで軽やかに決めていくというよりは、


ご家族皆さまで、お嬢様のお顔移りや、御意向を聞きながら、

一つ一つ、大切に、時間を積み重ねながら、

お仕度をすることになります。なぜなら。。。





ところで、振り袖は、成人式だけ???1回しか着ない?



ではないです。


これから続くお友達の結婚式や、大学の卒業式には、袴の下に振袖を着ると華やかです。

それから謝恩会もあります。


意外と着る機会が多いものなのです。


大事な縁談も(笑)あります。 いえ。笑いごとではありません。大事なことです。


成人式の時のお写真で「良いご縁談」がまとまった。なんてお話もお聞きすると

変わらず大切な第一礼装なのだと痛感します。


そして、ご自身の結婚式に着られる方もいらっしゃって、そんなお手伝いもさせて頂いています。


第一礼装とは


第一礼装というのは、その背後にご家族の存在を感じる特別な衣装なのだとしみじみ感じます。ワンピースのように自分で気軽に軽やかに決めるものとは違うものです。






第1章 専門店での振袖の支度はちょっと違います。

支度も色々なタイプがあることを知ろう。


支度と言っても、色々なお仕度の方法があります。


まずまっさきに思い浮かぶのは、きっと、

何年も前から送られてくるとお聞きするカタログやDVD。

なんのサービスが受けられるとか、

いつまでにご予約いただければ、とか、

振り袖商戦。なんて言葉もありますが、

色々なサービスが受けられるその方法は、簡単便利。

ただ、ボランティアではないということも頭に入れて考えてみてくださいね。


便利で簡単なお仕度を好まれる方は、それも、良いのです。

一方で、

何軒か回ってうちに来られて、「今までのお店と話す内容が全く違う」「値段と写真のサービスの話だけで、こちらで聞くような話は一切なかった。初めて聞く話ばかり。」「どうしてみんな佐々木さんが良いというのかが、よくわかった」なんてうれしいお言葉をかけて下さった方も。


特典と値段だけでは、何か味気ない・・そんな風に思われる方には、専門店をおすすめします。


広告や次々郵送されてくるような


イベント会社のような仕組みの「振袖」だけが振袖だと思わないでほしいのです。


専門店での振袖のご準備というのは、「お仕度」という言葉がぴったりです。





1回ですべては決まりません。何度も何度も、お話をお伺いしながら、

ご家族皆さんの意見を聞きながら、

時間を重ねていくことになります。


***

↓こんな感じで育んでいきます。

***


①あらかじめ、大体のご予算をお聞きするところから始まります。

初めてのお客様だと、お好みが分かりませんので、

色々なタイプの染めのものをお見せします。

②お好みのタイプをさらに深めて、そのタイプのものをさらにお見せすることも多いです。

③振袖が決まると、

帯です。帯も、ご予算の範囲で、出来る限り、良いものを。

上品で、振袖にばちっと合うものを求めて、お見せしていきます。


しっくりこなければ、何度でも。


④そして、小物(帯締め帯上げ)

これもとても大事な部分。

振袖と帯、ご予算を考えて、ぴたっとくるものを、膨大になるなかから、あらかじめ、こちらで

絞ります。そして、その中から、更にお好みで選んでいただきます。


1,2回では終わらないのです。面倒くさいですか?それとも、

楽しみですか?何度も、じっくり、、が楽しそうと思われるなら、専門店が向いています(笑)

詳しくて専門的なことを、色々と聞けるからです。



第2章 専門店でのお仕度は、眼と感性をつないで育む時間。


着物は、色や、模様だけを見るのではありません。

その色の深みを感じていますか?

配色、

質感、

帯との相性、

文様、


小物の微妙な合わせ具合で変わる雰囲気。


すべてに神経を研ぎ澄ませるのです。


大切に丁寧に心血を注ぐような思いで作られたものを

清らかな気持で、一つ一つ、確かめるように感じ取っていく過程になります。




だから、まだ、お若いお嬢様が、ワンピースを決めるような軽やかさとは

全く違う過程になるのです。


これは、とても大事な経験になります。



ご家族で確認しながら、


これ、良いね。すごいね。

どんなのが好み?

どんなのが似合う?これは、なんですか?

時折意見がぶつかることもあるかもしれません。

それも大切なこと。

そして、笑顔で。

おばあちゃまやおじいちゃまの眼も大切になるのです。





感性をつなぎ、育む時間ー



こうして、眼や、想いを感じ取り、感性を育み繋いでいく。


大切な機会が振り袖のお仕度なのではないかと思えます。

・・・

この肌触り。この質感、これが、良いものなんだ。これは素敵だ。これは、あまり好みじゃない。

このくらいだと、このくらいのお値段なんだ。

お値段の違いはこういうところからくるんだ。

・・・




良いものとは。利益追求じゃないからこそ。


そして、これまでに、当店にてお仕度をして下さったご家族様がそうであるように、


成人式ののち、

卒業式や、お友達の結婚式、ご自身の結婚式にて、