「苺」ー特殊八寸名古屋帯ー：
 
一点織っていただきました別注品です。
 
黒の苺に、ゴールドのヘタ。そして白金の種が、ちょんちょんキラキラ。と、なんて可愛くてカッコイイ。
 
黒地のカッコ良さでありながら、モードな雰囲気に傾き過ぎない可愛さが絶妙です。
 
特殊八寸帯と書かれた名古屋帯は、 お太鼓の部分に、透け感のあるラインが、苺の上と下にアクセントのように織られています。そして苺は、一見するビロードのような織りが施されていて立体感があります。
このアクセントも立体的な織りも、とても良く効いています。
 
上下のラインは、主張しすぎず、けれど、大切なアクセントになっていて、 お太鼓に苺のみがドンとおいてあると、どこか収まりの悪さを感じますが、上下の繊細な線があれば、お太鼓を作る目安にもなり、収まりの良さを感じさせます。
 
この上下のラインは、緯糸を減らして、透け感のある織り方をすることで、表現していて、一味違う雰囲気を作り出します。なかなか試行錯誤したそうです。
 
また、良く見れば、糸に光が反射して光ったり、光を吸収したり。無地場のところも、ただの無地場ではない、複雑な織りが、黒地の無地場をも味わいと深みのある雰囲気を作り出しています。
 
前の柄は、お色は使わずに、 縦線を織りで入れてすっきりと。 帯揚げや帯締めを効かせ楽しんでいただける帯になります。 合わせたのは、うっすらグレーピンクの小紋。 黒とピンクやグレーとの相性は抜群ですね。
 
帯のお値段は、恐れ入りますが、お問合せくださいませ。
 
 
８寸帯ですので、このまま芯を入れずにお仕立てになります。 八寸帯は締めやすくて心地いいので、８寸好きな方も多いかと存じますが、お好みで芯を入れてのお仕立てもできます。
 
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など、ご都合の良い方法でどうぞ。 お持ちの着物に合うかどうかも、お写真をお送りいただきながら、お話させていただいておりますので、お気兼ねなくどうぞ。