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  • 執筆者の写真佐々木呉服

真にお茶向きな名古屋帯

真にお茶向きの帯

ー良いことが起きる兆し:慶雲ー



お茶席の着物と言えば、

季節のお道具の景色と重ならないように、など

色々とこころ配られることと思います。


でも、だからと言って、

ありきたりも、ツマラナい。

ちょっとした「ひねり」や、なにか「深み」のあるものが

素敵です。

こちらの帯は、

主張しすぎないお色ながら、

オーラのような光沢を纏うことで、

奥行き感のある、高尚な存在感を放ちます。


真にお茶向きな帯と言えます。

しかも、名古屋帯なんです。




・・


◯【高尚な雰囲気ながら、奥ゆかしい柄】



瑞雲という高尚な柄を小さめのサイズで、

お色も多色を使わず、同じ系統のお色を、織りの違いで、

4列ごとの繰り返しという整然さ。


このうち、とても雰囲気の良い一列があります。

よーく見てみると、

漆白金箔が施されていて、これが、全体を格調高く、とても効いているんです。

どの一列かお分かりになります?



◯【生引き糸の放つ圧倒的な気品】


この艶感、光沢感は

この生引き糸の放つ光と言ったら、まるで、気品ある美しいオーラを放つようで、美しく、目をひかれてしまいます。



生引き糸とはーー


通常、糸は、熱風で6~8時間ほどかけて、蛹がうかするのを防ぎ、腐敗、カビが生じることなく、いつでも糸が引けるようにするのですが、


生引き糸は、

蛹が孵化するまでの10日間ぐらいで、糸をひきます。熱風をあてませんので、繭のタンパク質が損なわれず、非常に強くて、光沢の優れた糸になるのです。



◯【コーディネートのしやすさ】


お色がシンプルで、白地ベースですので、きものを選ばず、合わせやすいです。

紬にはあまり向きませんが、

小紋、付け下げなどにどうぞ。

季節は袷の時期。また、単衣の季節にも、お使いいただいても

良いかもしれません。ちょうど、今のころのような袷に向かう単衣のころにも。


・・

〇美術工芸啓 慶雲文 名古屋帯

〇お値段はお問合せくださいませ

(仕入れ先との約束になっておりますため、申し訳ありません


〇お問合せ メール・ライン(呉服の佐々木(日々着物専門店)で検索)・インスタのDM

売り切れとなりました。ありがとうございます




















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