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横段 小千谷紬ー小田島格子

お値段の張る高級紬も良いのですが、特段高くなくても実に良い味わいのものがあります。

店主が昔から言っていることですが、「高いから良いキモノ」というわけではなく、また、「有名だから良いキモノ」というわけでもない。高い=良いキモノ以外の物差しを外してみれば、実に奥深い世界が広がります。

 結城や大島などとは異なり、気軽な紬を、日日の営みの中に、その方らしい雰囲気で軽やに装うのも、またとても素敵です。

 

今回の小田島格子の小千谷紬(小田島克明氏作)も気軽な紬と言えます。ですが、比較的お手軽なお値段が魅力なだけでなく、ほっこりとした素材感や、何とも味わい深い風情で、良いものと言えます。

黒とこげ茶の横段となっていますが、このお色加減と言い、横段の間隔と言い、何とも良い塩梅なのです。

これが、お色の対比がもう少し強くても、また、横段の間隔がもう少し太くても、この雰囲気にはならず、もう少し、主張の強い雰囲気になります。だからと言って、無地の紬では面白くなく、センスのいい横段が深い陰影を作ります。また、何と言っても、この横段の線のゆらぎと節感が相まって、情緒あふれる雰囲気は、機械的なまっすぐな線では決して感じられないものです。

 

お値段以上のセンスと素材感あふれる良い紬。

味わい深い風情と、主張しすぎないバランスの良さは、合わせる帯で、また雰囲気が変わってくるのも楽しいところです。こういう紬をさらりと着こなして、お買い物やお食事などに出かけたら・・憧れの姿です。

横段 小千谷紬ー小田島格子

¥0価格
消費税込み

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