最初は、私(若女将)が締めようかと思い、仕入れたのですが、
ちょっと珍しくて、
着心地と、着回し力抜群さに、見れば見るほど素敵で重宝このうえないことと思います。
「特殊な」着心地の帯は、包容力抜群。
無地に近い帯で格もあるから、コーディネートに迷いしらず。
01 特殊な着心地とは?「手組」ならでは。
綾竹組というのは、帯締めの組み方の一種のこと。
つまり、この帯は、織っているのではなくて、「組んだ」ものになります。
「組む」ということは、「斜め」に糸が入ること。
「たて」と「よこ」糸で構成される「織り」とは、異なる質感が、珍しいです。
織りには見られない、組んだ帯の特徴として、斜めにのびて、きれいに戻る「伸縮さ」があります。
帯締めを想像してみてください。
適度な柔らかさで、一度締めるとぎゅっとしまってほどけにくいことが納得です。
特に帯締めでも、「機械組」と「手組」の違いをご存知の方なら、よくお分かりいただけるかなと思います。
帯芯はお好みもありますが、芯なしでも大丈夫かと思います。
02絹の光沢感が美しいです。
触ると、柔らかいのにしなやか。柄は全通ですので、締めるときにも柄合わせに困らないのも、うれしいところです。
絹の光沢感が美しく、紬以外にも、合う要因となっています。
上から5枚目のお写真は付け下げに合わせてみました。
光沢感があり、主張しすぎず、上品な装いになります。
附下や訪問着など、ちょっと格のある装いの場ながら、仰々しくなりすぎない
落ち着いた装いが求められるときにもぴったりです。
03包容力抜群のコーディネート力
(文様や色の雰囲気が合う条件のもと)
〇袷の季節 〇単衣の季節
△訪問着・〇付け下げ・〇小紋・〇色無地・〇紬
素材感が、薄手で、ほっこりした感じはなく、色合いも象牙色ですので、袷の季節はもちろん、単衣の季節にもお使いいただけて、重宝されることと思います。
綾竹組は、本来、訪問着にも良いというほどの格なのですが、文様の雰囲気からすると、
訪問着の中でも、豪華なタイプは合わないため△にしました。
合わせる着物のお写真をお送りいただきましたら、合うかどうかお答えさせていただきますので、御気軽にどうぞ。
04帯への想い
少しずつ研究を重ねながら、巾の狭いところから始まり、帯の巾にまで広くしていったそうです。おばあちゃんが、農閑期にコツコツと組んだ帯で、定期的に織りあがってくるものとは異なります。
着物を良く着られる方には、重宝されるのではないかと、商品として挙げることにしました(笑)。ぜひどなたかの元で、活躍してほしい帯です。
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