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奥床しい風情を作る「夏名古屋帯」

1.帯芯に波を描くことで、表地からうっすらと映る奥床しい風情を作っています。

 

 

2.お太鼓の文様は、光悦 舟橋蒔絵硯箱より

 

 

3.前の文様について

 

お着物でお客様をお迎えするようなことを考えて、波の線を数本だけ、さらりと数本だけ描いてもらうことにしました。

前の部分も、帯芯に銀色で波がうっすらと映るようになっています。

そのうっすらと映る銀色の波のなか、表地に描かれた数本の白抜きの波が、あっさりと映えます。

 

 

奥床しい風情を作る「夏名古屋帯」

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