記念すべき第一回の店主の眼は、こちら。
夏の名古屋帯。
ありきたりなものは好きではありません。
何か、ちょっと、ひねりがあったり、深みを感じたり。
ただ、奇抜なら良いわけではなく、素材の良さがあってのこと。
そこに、深み、品格が備わってくる。
とにかく、すぐにコピー品が出回る業界なので、
どのようになっているのかまでは、書けませんが。
秘すれば花である。
今の時代には、合わないかもしれないが、何でも説明するのは、野暮でもある。
折角の世界観を大切に。
古から、直接的なものよりも、間接的なものに美を見出してきたのが日本人。
その感性を、見事に表現。
表面ではない奥深さが好きだ。